| 講師紹介 |
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MARIE
主任講師
一緒に楽しみながら勉強し、
世界への扉を開きましょう。
WHY NOT OPEN YOUR
ENGLISH?  |
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Marieさん――地域に開いた英国の窓
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By a strange stroke of fate…「縁は異なもの」を英語ではこういうらしい。Marieさんとの出会いもまさに偶然で、近所の岸根公園をお互いやや太り気味の大型犬を連れて散歩している時に、挨拶を交わしたのが最初だったのである。あれは3年前の初夏のことで、以来家族ぐるみのお付合いをさせていただいている。僕はちょうどあの頃、勤務先の大学から英国への派遣留学が認められたばかりだったので、犬の散歩で生の英語に触れられるなど、まったく望外の喜びだった。しかもそのうちに、Marieさんが英語の先生だという事も判明した。白いラブラドールを連れて颯爽と散歩する美しい英国女性と公園で英会話をするなど、今流に言えば「ありえなーい」シチュエーションではないか。同僚からもずいぶん羨ましがられたものである。
さて本題の英語の先生としてのMarieさんであるが、僕は帰国後ももちろん、渡英前にも現在13歳の息子の英語を彼女に見てもらっていた。時折は同席して、その教授法を実際見せてもらった事ある。まず強調したいのは、どんなに初心者であっても、Marieさんはすべて英語で教えるという事だ。はじめABCも覚束なかった息子にも、忍耐強く何度も繰り返したり言い方を変えたりしながら、基礎的な英語を教えてくれていた。帰国後は、英国で二年暮らして来た息子が簡単な会話にばかり走るので、今度はしっかりとした文法も含めて丁寧に英語の定着を見てくれている。語学を学ぶ側から見ると、特に慣れない人は必要以上の緊張を強いられる事が多いのだが、Marieさんのレッスンは時にゲームなども取り入れる優しく穏やかな教授法で、過度なストレスに悩む事はない。息子はいつもMarieさんのレッスンを楽しみにしている。
Marieさんの英語レッスンでもう一つ強調したいのは、彼女が文化の誉れ高いEnglandの出身だという事だ。ご承知のように、英国はスコットランドなど四つの王国の連合王国という国家体制をとっている。しかしいわゆる美しいQueen’s
EnglishはもちろんEnglandのもので、伝統文化の厚みも、歴史的に言ってEnglandは格別のものがあると言っていい。Marieさんは故郷の町バーミンガムで、実直そのもののお父様とセンスのいいお母様に大切に育てられてきた。Marieさんの英語にはEnglandの誇りが秘められているのだ。Marieさんが日本で新天地を切り開くというのも、こういう文化の厚みのある環境で暮らしたからこその選択だったのかもしれない。
ところで現在、英語を学ぶ機会は画期的に拡大しており、PCなどの媒体を駆使し、バーチャルリアリティの環境を作り出して学習する方法も急速に広まっている。これはたぶん、たいへんいいことなのだとは思うが、PCに向かってぼそぼそと語りかけるような「英会話」には、僕は何かいやな不気味さを感じてしまう。Marieさんのレッスンはこの意味から言えば、英会話の原点に立ち返るものだ。そもそも「会話」とは、相手に「伝えたい思い」と相手を「知りたい思い」が交流しあう事だ。Marieさんはそのレッスンで、参加者一人一人のこういう「思い」を上手に組織していると思う。彼女は天性の「英会話の先生」なのかもしれない。
Marieさんは岸根公園の地域に開いた英語と英国文化の窓だ。この明るい窓を通して、より多くの人が英語の世界に触れ、英語の表現力を高めていく事を、心から期待している。 |
関根 謙(慶應義塾大学文学部教授)
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